月別アーカイブ: 2014年4月

高松市美術館 北原照久コレクション展に出品中 4/11〜5/18

カテゴリー: 展覧会情報 | 投稿日: | 投稿者:

香川県の高松市美術館にて開催中の「北原照久コレクション 現代アートと時代を映すおもちゃ展」に日本画作品1点が出品中です。

北原さんはブリキのおもちゃコレクターとして有名ですが、現代アートでも素晴らしいコレクションをお持ちです。

星を迎える日(30×30cm) 2006

星を迎える日(30×30cm) 2006

こちらが出品作。よく見ると、おもちゃがあちこちに散らばってます。機会ありましたら是非、高松美術館へ! 4月11日(金)〜5月18日(日)

高松美術館「北原照久コレクション 現代アートと時代を映すおもちゃ展」公式ページ

蟲文庫でのグループ展「Quatro Microscopios 4つの顕微鏡」に参加します 4/27〜5/11

カテゴリー: 展覧会情報 | 投稿日: | 投稿者:

001

岡山県倉敷市にある古書店「蟲文庫」にて、グループ展に参加します。

4月27日(日)〜5月11日(日)  11時〜19時頃 会期中は無休の予定

コミックス「黒執事」の装幀も手がけていらっしゃる、中川ユウヰチさんデザインの美しすぎるDMです。私は、日本画作品を4点出品予定。ゴールデンウィークのご旅行ついでに、機会ありましたら是非お立ち寄り下さい。

DMにも使用した出品作のひとつ「雷神娘」

002

 

鬼っ娘セーラーです。先月からのビリケンギャラリー「セーラー服コンプレックス展」をひきずってますねぇ。対となる「風神娘」も出しますよ。乞うご期待!?

 

貝合わせの制作過程

カテゴリー: 日記 | 投稿日: | 投稿者:

ビリケンギャラリーにて展示中の貝合わせ、今回はその制作過程をご紹介します。
どうしたらハマグリに絵が描けるのか?
いろいろ模索してきましたが、現在はテンペラで描く方法に落ち着いています。


まずハマグリにボローニャ石膏を塗り重ねます。
乾いたら磨いてツルツルにします。
鉛筆で下絵も描いておきます。


ボーロという下地を塗ってから、箔を貼ります。
金箔とプラチナ箔を使っています。


肌に相当する部分にもボーロ下地を塗ります。
この上に鉛白を塗り重ねていくと、赤みのある元気な肌になります。


メジューム(卵黄+お酢)で溶いた顔料で、細部を描いていきます。


ニスを塗って出来上がりです。クッションも作ってあげます。

ざっくりですが、およそこんな制作過程です。

さてさて初めの頃は、胡粉で下地を作り岩絵具で描いていました。
2005年の作品「七夕邂逅」です。

これはこれで良いのですが。
下地作りに時間がかかり過ぎること、箔の強さに対して岩絵具が沈んでしまうことが悩みでした。
そこで、テンペラ技法と岩絵具を併用した時期もありました。
が、現在は全行程をテンペラで作っています。

もっといろいろ工夫していく余地がありそうな貝合わせ。
これからもイメージを広げて作っていけたらと思います。

ビリケンギャラリー「セーラー服コンプレックス3」参加しています

カテゴリー: 展覧会情報 | 投稿日: | 投稿者:

表参道のビリケンギャラリーにて、「セーラー服コンプレックス3」展が開催中です。
多ジャンルの作家28名による、セーラー服の世界。
3回目となる今回、お声をかけていただき、参加させて致しました。
有名作家さんや漫画家さんも、多数参加されています。

とにかくセーラー服を描く、ということでみなさんいろいろ。
絵画、イラスト、人形、フィギュアなどなど。
どれもこれも素晴らしい! 面白い!

私は、貝合わせとイラストを出品しました。
両方ともテンペラ画です。

黒い額のイラストは「遠い日」12,000円
桜の季節、セーラー服の郷愁です。

貝合わせは「ないしょばなししィましょ」28,000円
写真だとわかりにくいのですが、糸電話で遊んでいるの図。
セーラー服の女の子たちが、仲良く内緒話に興じています。

でもこれ、左右を逆にすると、とたんに仲が悪くなるのです。

秘密を盗み聞きしてるみたいな。

古布を使ったクッションも手作りです。
ポンポンレースを付けたら、ウミウシみたいになっちゃいました。

グループ展なので、私の作品はどちらもちょっぴりご奉仕価格です。
「セーラー服コンプレックス3」は4月20日まで。
お花見ついでに、どうぞビリケンギャラリーにお立ち寄り下さい。