月別アーカイブ: 2023年12月

2023年を振り返って

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2023年もいろいろな活動ができました。一番の変化はテンペラの教室を開講したことでしょうか。

おかげさまで満席となりました。
石膏塗りの課外講座を開催したり、みなで楽しく学んでおります。

展示活動も新しいチャレンジにつながることが多く、実り多い一年でした。
4月
「2次元と3次元の饗宴」
スパンアートギャラリー

ウエノミホコさんとペアになり、ウサギの学校をテーマにを描きました。
動物を主役にするのは初めてでしたが、とても楽しく描けました。

5月
「現代童画展・受賞作家展」
銀座アートホール

奥野ビルのトイレを描いてしまいました。

8月
「銀座動物園」
東京交通会館 エメラルドサロン

スパンさんの主催でしたので、ウサギの学校シリーズの続きです。すっかり遊んでしまいました。

9月
「ephemeral〜少女の領域2023」
みうらじろうギャラリー

超人気作家や超絶技法の超上手な作家がひしめくこの展覧会に対しては変化球を投げるしかありません。
というわけで「乙女祈祷書」。
羊皮紙に卵テンペラという古典的な技法で乙女の熾烈な世界を描きました。
またも遊んじゃいましたね。

11月
アートラインかしわ「共晶点」
パレット柏

今年は松隈さんを偲んで制作しました。みなの作品がつながって、素晴らしい展示空間になったことが印象的です。

11月
第49回現代童画展
東京都美術館

「風に乗れ」30号Sを出品しました。
会友奨励賞を受賞しました。

12月
個展・リレー展覧会「楚なり半透明な」
BIOME

12月BIOME「楚なり半透明な」

抽象的なテーマをどう描くか、とても刺激的なチャレンジになりました。
リレー展覧会という形式も新鮮でした。

2024年も良い作品を描いていきたいです。
よろしくお願いします。

「アートコレクターズ」1月号に掲載されました

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美術雑誌のアートコレクターズ1月号の特集「やっぱり日本画が好き2024」にて紹介されました。

活動を始めた25年前には私の絵に「日本画」なんて肩書きは到底つけられませんでした。
イラストタッチの日本画は常識外れで、個展のたび、難癖をつけられたらどうしようとひそかに心配していたものです。
でも今や、日本画もすっかり多様化しています。
時代は変わったな、と思うのです。
ともかくも、私は描きたい絵を描き続けるつもりです。

今回は編集部のチョイスということでとてもありがたいです。
がんばっていていいんだ、と思いました。
これまで関わってくれたみなさまに感謝いたします。

BIOME神戸での個展の様子

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神戸のギャラリーBIOMEにて、2023年12/8(金)〜12(火)に個展をいたしました。

木漏れ日が心地よいギャラリーです。
ゆったりと11点の日本画を配置しました。

今回は「楚なり半透明な」というテーマのもと、新作を7点制作しました。
BIOMEでは二度目の個展です。
モダンな空間とオーナーさんの美意識を知っていましたので、シンプルながら力強い作品を意識しました。

全ての音が重なると、真っ白な色になってしまうイメージを描いた「ホワイトノイズ」

あいまいな心情をシャボン玉に見立てた「何処へ」

ギャラリーでは左右にシャボン玉だけを描いた小品を添えて、広がっていく空間を演出しました。

12月の穏やかな昼下がり、たくさんのお客さまにご来廊いただきました。
いろいろなお話をさせていただき、楽しいひとときとなりました。

もちろん、せっかくの神戸ですもの、空き時間には観光も楽しんできましたよ。
ギャラリーの近くの相楽園は、とても表情豊かな日本庭園でした。

園内には異人館もありました。

有名店のにしむら珈琲にてランチ。
神戸名物、トアロードデリカテッセンのハムがのっているのがうれしいポイント。

リレー展覧会「楚なり半透明な」、3人の日本画家が順番に個展をする趣向です。
牧野環さんと木下めいこさん、そして私。
世代は同じですが、描く日本画と活動のフィールドは違っています。
それぞれを楽しめる展覧会が、お客さまにはご好評とのこと。

リレー展覧会の最後には3人の作品が同時に展示されます。
どのような空間になるのか、とても楽しみです。
それはまた後ほどご報告しますね!

【追記】12/27
リレー展覧会の最終章には、3人の作品が同時に展示されました。
残念ながら会場に行くことはできませんでしたが、ご覧になった方から頂いたご報告では、とても落ち着ける雰囲気になっていたそうです。
現代の日本画を存分に楽しんでいただけたことと思います。
ありがとうございました。

BIOME神戸にて個展をします

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【個展のお知らせ】
2023年12月8日(金)〜12日(火)
12:00〜17:30
BIOME
神戸市中央区中山手通4-16-14
*12/8(土)、9(日)在廊予定


「ホワイトノイズ」30号F

12月、BIOMEでは、「楚なり半透明な」という同じタイトルで3人の日本画家が順番に個展をします。

12/2(土)〜6(水) 牧野環さん
12/8(金)〜12(火) むらいゆうこ
12/14(木)〜18(月) 石川めいこさん

同世代の作家さんです。美大を出て25年ほど絵を描き続け、それぞれの道筋があリます。
このテーマをどう受け止めたのでしょうか。

12/21(木)〜24(日)には3人の作品が数点ずつ抜粋され展示されます。
それぞれの解釈と表現をお楽しみ下さい。

「何処へ」
20号Mの作品です。
シャボン玉は美しいけれど儚いもの。
画面に箔や雲母を仕込み、日本画ならではの落ち着いた光沢で、あいまいに揺れる心情を表現しました。
絵の中にたゆたう光を感じていただければ幸いです。

こちらも展示作品のひとつ。
「薔薇の記憶」
香りに、思いがけず遠い記憶が蘇る瞬間です。

「楚なり半透明な」というテーマに最初は戸惑いましたが、あいまいな領域にイメージを馳せることで、今までにない発想を引き出せたと思います。

神戸での展示です。
週末の12/9(土)と12/10(日)が在廊予定です。
ぜひ遊びにいらしてください。

BIOMEホームページ