【テンペラ画教室のお知らせ】
美しさと華やかさ「テンペラ画」を描く 【満席です】
よみうりカルチャー柏
第2・4火曜
13:00〜15:30
詳細はこちら ←よみうりカルチャーのサイトが開きます
テンペラは中世ヨーロッパで使われていた油絵より古い技法です。
金箔を施した画面から黄金背景テンペラ画と呼ばれたり、顔料に卵をいれて描くことから卵黄テンペラ画とも呼ばれています。
教室では、おもに初期ルネサンス時代の宗教画や装飾写本の模写をします。
テンペラ画の制作手順
①板に石膏を塗る
②石膏を平らに削ってきれいにする
③金箔を貼る
④絵具に卵を混ぜて絵具をつくって描いていく
600年以上昔の古典的な技法なので、驚くほど時間と手間がかかります。
一枚を仕上げるのに数年かかることも珍しくありません。
それだけに、出来上がった作品の美しさは格別です。
せっかく道具を揃えても、一枚もできずにやめてしてしまった…
そんなことのないように、初めの一枚は半年ほどで終わる小品「写本の花」を設定しました。
古典的なテンペラ画とはどんなものか、手軽に試していただけると思います。
面白い!と思ったら、次第に歯応えのある作品に挑戦していきましょう。
わたしは2004年から田﨑裕子先生のもとで、このテンペラ画を学んできました。
額縁を作りたくて始めたのですが、テンペラの奥深さに魅了され、気づけば20年近く経ってしまいました。
2023年1月からは、学びをさらに深めたく、石原靖夫先生のもとでも学び始めました。
まだまだ足りない身ではありますが、精一杯つとめたく思います。
一緒に楽しんでいきましょう!
過去作品を使って、教室の紹介動画を作りましたのでご覧ください