「わたしの中の村上春樹Ⅲ〜イメージと創作」
2019年9月5日(木)〜14日(土)
11:30〜19:00(日曜と最終日は17:00まで)
GALLERY枝香庵
銀座の枝香庵でのグループ展「わたしの中の村上春樹Ⅲ〜イメージと創作」に1点展示します。
村上春樹さんの小説「踊る小人」から着想を得て描きました。
象工場で働く乙女たちです。
実はこの絵、小説のストーリーと一致していません。
「象工場」という言葉が面白くて、そこからイメージを膨らませて描いたものです。
ただ言葉が面白くて、という読み方も、村上春樹ワールドの味わい方としては決して間違っていないと思うのですが、いかがでしょう。
羊皮紙にテンペラの作品です。
「踊る小人」の世界観は、どこか東洋風でしたので、金箔を施しオリエンタルな雰囲気の枠をつけてみました。
乙女たちはそれぞれのセクションで異なる仕事をしています。
ミュージカル舞台のように、工場で象が着々と作られていくさまをお楽しみください。
今回はいつもと違う画材にチャレンジしました。
是非とも実物をご覧いただき、羊皮紙の毛穴まで確かめていただきたいです。
「わたしの中の村上春樹Ⅲ〜イメージと創作」
30名の作家の描く、それぞれの作品世界をお楽しみください。
GALLERY枝香庵HP