月別アーカイブ: 2010年1月

詩集ができました

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『貝紫回遊式庭園』
著者 獅々
挿画 むらいゆうこ
1500円(詩神室出版)

詩人・獅々さんが私の個展を訪ねて下さったのは、昨年秋のことでした。
獅々さんの詩集『人妻花壇』のファンだった私は、かねてよりずっとお会いしてみたかったのです。
京都のギャラリーSELF-SOの畳のうえで、おしゃべりの花が咲きました。

それから半月も経たないうちに、獅々さんからお便りが届きました。
なんとそれには、私の絵に着想を得たという、新しい詩集の原稿が入っていたのです。
びっくりして、どきどきして、そして涙がでました。

お時間をいただいて、さらに2枚の絵を描き足しました。
それから一ヶ月後、素敵に装丁された詩集が届きました。

ページをめくると、またさらに描きたくなってしまいますね。
インスピレーションの連鎖が、こうして実を結んだことに感謝です。
みなさまの手にとってもらえることを願っています。


さかなの恋人


星の方角

獅々さんは京都在住の詩人さんです。
こちらのサイトでも情報が見られます。
詩人 獅々

ドゥシャン・カーライ展

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板橋区立美術館にて、開催中の「ドゥシャン・カーライ展」、ご覧になった方はいらっしゃいますか?

時をさかのぼること12年前、カーライ氏が講師をなさったワークショップに参加しました。
それはのちのち板橋区立美術館の人気講座となる「夏のアトリエ」第1回でした。
当時、学生だった私は、まったく新しい世界に大きな衝撃と影響を受けました。
経歴もさまざまな、楽しんで絵を描かれている方々が参加されていたのです。
絵を描くのって、こんなに自由でいいんだ!と思いました。
ここで出会った仲間たちは、今や大切な友人です。

2009年秋、ドゥシャン・カーライ展が開催されました。
そこでもう一度、カーライ氏のワークショップに参加する幸運に恵まれました。
ちょっとは成長した私を、見てもらえたかしら?
なごやかな雰囲気のなか、それぞれの課題制作に励みました。

こうして出会った絵描き仲間たちと交流を広げていけたら、それも素晴らしい経験になりますよね。
美術館の催し物にご興味を感じられたら、是非!

板橋区立美術館

京都での個展

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遅れましたが、京都SELF-SOでの個展の様子です。
町家を活かしたギャラリーです。
まずは入り口。

すてきな裏庭もあります。

くつろいだ雰囲気のなか絵を鑑賞できます。

ご来場のみなさま、ありがとうございました。

西陣は機織りの町です。
散策していると、家並の奥から、がったんがったんと織機の音が聞こえてきました。
夜は久しぶりに銭湯へ。
にわか住人を楽しんできました。