カテゴリー別アーカイブ: 日記

クリスマスの間違い探し!?

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一度は完成したかと思った絵でしたが、どうも納得がいかず。
さらに描き続けたら、まるで間違い探しになってしまいました。

年明けに個展をする「ギャラリーHANA下北沢」の前の通りなのです。
からっ風の吹きすさぶ東京を、ホワイトクリスマスにしちゃいました。
あえて月はそのままで。ドラマチックに。

それでは、みなさん。メリークリスマス!

深海展おもしろかったです

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上野の国立科学博物館で開催中の特別展「深海」に、遅ればせながら行ってまいりました。
平日の朝一番に入りましたので、ゆったりと見れましたよ。
ダイオウイカや潜水艦の模型は迫力がありました。
深海生物の標本は、正直いうと地味なのですが、ずらりと並んだ様は壮観でした。
これは!と思う標本前ではスケッチもしてしまいました。

なんといっても、展示物の解説が、1分くらいの番組になってモニターで流れていたのが大変よかったです。
解説文を読むより、ずっとわかりやすいですからね。

洞窟だとか地下鉄だとか、もともと地下の世界が好きな私ですが、深海はさらに未知の世界。
4000年生きるウミユリがいるなんて聞くと、想像が膨らんでいってしまいます。

いまはちょっぴりダイオウイカブーム。
「烏賊の帽子」があったらいいな~♪
さらなる深海ブーム、到来の予感です(笑)

雪まつりに行ってきました♪

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初めての札幌に行ってきました! いつか行ってみたいと思っていた雪まつりです。

 

雪像の大きさと数に圧倒されます。

 

さっぽろ駅に降り立ったとたん、その空気の冷たさに驚きました。
街も雪だらけ。

 

歩道は雪かきがしてあって、歩きやすいところが多かったです。
意外なことに、札幌の人たちはかなり軽装。
女の子たちはショートパンツにストッキング、ダウンではなく薄いウールコートだったりと、東京となんら変わらない格好でした。
一方、私なんかは、ダウンコート(しかも2枚重ね)にスノーシューズ、毛糸の帽子。スキー用のオーバーパンツまで履いていました。
雪まつり会場を見渡しても、こんな重装備できめてるのは観光客ばかりなりって感じです。
地下道が充実していて、屋外を歩くことが少ないのかもしれません。あるいは慣れなのでしょうか? 驚きました。

巨大な雪のすべり台もあるので子どもも楽しめます。私も滑りましたがかなり爽快!(そして翌日は筋肉痛)

すすきのでは氷の彫刻を見ましたよ~。実演もしていました。

ら~めんも食べたし、ジンギスカンのラム肉は全く臭みもなくさっぱりしていて美味しかったし、海鮮も堪能したしでお腹も満足♪

いつか夏にも行きたい札幌でした。

あけましておめでとうございます 2013

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    あけましておめでとうございます

    

   巳年ですね。よい年になりますように

今年は、まず2月にテンペラ教室のグループ展を表参道で、
6月には、個展を中野区の土日画廊で行う予定です。

よろしくお願いします!

箱展が終わりました

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あっという間の2週間でした。

ご近所から、遠方から、久しぶりの方、初めてご高覧頂いた方、たくさんの方々にお礼申し上げます。
ありがとうございました。

お店の奥の一角に、18枚の日本画作品を飾らせていただきました。

いつもはライブのステージになる空間です。ギターなどの楽器もそのままに。

  

お店の雑貨が混在している中に絵を飾るのは、案外と新鮮でした。
ギャラリーに飾るのとは、また、ひと味違いますね。
多くの方々に楽しんで頂けて、こちらこそ感謝です。

はこカフェの外観です。おもしろいでしょ。
わたしの個展は終わりましたが、この不思議なまでのなごみ空間を、是非のぞきにいらしてくださいね。
もちろん、味はお墨付き! 美味しいですよ♪

バスツアー「三大宗教寺院めぐり」

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ずっと気になっていたバスツアーがありました。
解説付きで東京の三大宗教寺院をめぐるツアーです。
秋の行楽日和に、思い切って「おひとりさま」で参加してきちゃいました。

まずは東京駅からバスに乗り込みました。

ちょうど改修工事が終わったばかりの東京駅。たくさんの人が写真を撮っていました。
朝の光を受けてまるで外国の街のよう。

ツアーのはじめは護国寺へ。仏教ですね。
 
都心とは思えない緑の多さです。
大隈重信など歴史上の要人たちのお墓も数多く並んでいるとか。
都心のミニ戸建てより広いのでは?と思わせる立派なお墓もありました。

境内を散策しながら、初めてのバスツアーの緊張もだんだんほぐれてきました。
シニア向けであろうバスツアーにひとりで参加するのには、かなりためらいがあったのですよ。。。
思ったとおり、同乗したお客さんはシニア世代ばかり。
でも、おひとりで参加の方がほかにもいらっしゃったので、そんなに疎外感を覚えずにいられました。
添乗員さんの旗にしっかりついて行きます。

次は聖路加国際病院です。

このなかに、大正時代に出来たゴシック様式の礼拝堂があるのです。

 
診察室の並ぶ廊下を抜けるとありました。パイプオルガンもあります。
病院のなかに突然、礼拝堂があるのですが、そんなに違和感が無い不思議。

それから築地本願寺です。

その大きさに圧倒されるインド風の仏教寺院です。
でも中は、ゴージャスとはいえ普通に日本のお寺っぽい。撮影不可だったのが残念でした。

築地なのでね、お昼が江戸前寿司ですよ。

5ケ所もまわる強行スケジュールですから、食事時間は40分くらいしかなくて。
なんか、急いで詰めこんじゃった感じでした。

4カ所目は、お茶の水にあるニコライ堂です。

ここには何度も来たことがあります。
今回は興味深い解説がいろいろ聞けました。
他の建築物にも共通していることですが、地震に強いということ。
昨年の東日本大震災の時、ちょうど同じツアーがニコライ堂にいたそうです。
シャンデリアなんかはめちゃくちゃに揺れたそうですが、お供えのろうそくは倒れず、柱も壁もヒビひとつ入らなかったとか。
関東大震災もくぐり抜けてきたニコライ堂。
かつての名建築家たちが、考え抜いた設計なんですね。

私は以前、ニコライ堂で絵を描いたことがあります。「裏庭の聖母」(2011年制作)です
今回は写真を撮って来たので、較べちゃいましょう。
 
だいたい同じアングルなんですが、わかりますか?

最後はいよいよ東京ジャーミィへ。
イスラム寺院です。ひとりでは一番入りにくい場所ですよね。
街の通りに面して、モスクの入り口がありました。

2000年に建て替えられたモスクです。きれいです。もう「壮麗」のひとこと。
  

こちらは女性専用の礼拝場所。カリグラフィーが美しいです。

このモスクはトルコの国際交流の拠点ともなっているせいか、雰囲気は案外アットホームでした。
5カ所のなかでは、解説も面白かったし一番くつろげたかな。意外ですよね。

宗教建築って、とても興味があるけれど、ひとりでは入りづらいですよね。
そんなお寺をバスでまわってもらえるし、なにより解説が聞けるのが魅力でした。
講師の先生には、バスの中で歴史や宗教の知識を教えてもらい、それぞれの寺院では住職さんや担当の方が詳しく解説をして下さいました。
一般には入れない場所や、撮影禁止のところも撮影OKにしてくれたりと、ツアーならではの便宜も図られていました。

いつもは地下鉄で見えない東京の街も、バスの窓からパノラマのように楽しめました。
なにしろツアーバスに乗っていますから。気分はすっかりおのぼりさん♪
遠慮なく街行く人をながめます。
なにか面白い絵にできないかな~と思いつつ。

 
最後はライトアップされた東京駅をカメラに収めて、バスツアー初体験を終えたのでした。

テンペラのこと

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月に一度、テンペラ教室に通っております。
田崎裕子先生が主宰するテンペラ教室では、イタリアの様々な古典絵画技法を学ぶことができます。
好きな絵を選び、先生に手取り足取り教えてもらいながら、模写を進めていきます。

こちらが第1作。聖女ルチアさんを選びました。
石膏地を作って金箔を貼り込む黄金背景テンペラです。1年かかりました!
テンペラ絵の具の重ね方は独特で、なかなか覚えられず難しいです。
最近は、趣を変えて羊皮紙に描いています。

羊皮紙はかつて、写本に使われていました。
日本では手に入りにくいので、海外で購入したものを分けていただきました。
紙みたいに描けるのですが、よ~く見ると毛穴があったりするんですよ。

テンペラも日本画も昔ながらのやり方ですから、共通する作業は多いです。
チューブに入った絵の具ではなく、顔料に卵(日本画では膠)を混ぜて作ることとか、下地を何日もかけて作ることとか、手間がかかっちゃうところが。
でも、それでも日本画よりラクチンだし、ずっと描きやすいと思います。

なので、ついつい、くどく描きすぎてしまうきらいも。
それにしても、鮮やかな色彩や金の使い方は、ヨーロッパならではの典雅さですよね。

少し前の作品ですが、貝合わせをテンペラで作りました。

制作の幅を広げられるところが、テンペラの魅力です。
楽しみながら、勉強させてもらっています。

深川でのクロージングパーティー

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約10日間にわたる「凝縮額絵」展が、25日に終了しました。
文庫本にも満たない小さなサイズの作品が、ギャラリーにずらりと並んだ様は壮観でした。
 
右の写真の2点が、私の作品です。

菱形に変えたり、奥行きをプラスしたりとか、ちいさな大工仕事を施してあります。
クリスマスシーズンに飾れる作品に仕上げました。
いつか、またどこかで展示します。。。。

搬出のこの日は、ちょうどクリスマス。
クリスマス会をかねたクロージングパーティーの準備中です。
「深川いっぷく」の名パティシェ、宝理さんの素晴らしいお料理が並びます。
 
出品作家からギャラリーの常連さんまでが揃い、和やかな会食が始まりました。
さすが、お料理はどれも美味しく、黙々と食べるシーンも。
下町・深川でのクリスマス会、なんていうと、日本酒でつまみでワイワイなのかな、と勝手に思っていたのですが、全然違いました!!
レストランのような美味し~いお料理に、ロゼワイン。
さらには、わくわくのプレゼント交換をしちゃったり♪
ゆったりとくつろいで、会食と交流を楽しめた女子会のようなクロージングパーティーでした。

ほかの作家さんと知り合いになれる、このような機会は貴重です。
おなかも心も満たされて、また頑張ろ~、なんて思いました。

個展の準備を進めています

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秋も深まってきましたね。
今年も展覧会シーズンがやってきました。
友人・知人の個展も続き、美術館でも、これは見たいぞ~!と思わせる展覧会ばかりです。
いつになく、都内に出かける日が増えています。

自分としても、今年は、ついに新作展です! 気合い入っています。
久しぶりにオモチャっぽいものをつくったり。
板にアクリルでペインティング、目立たないのですが、ふちには金箔を貼っています。
ロゴプレートもついています。
対でもう1点作りました。

画集の制作は、大阪の大興印刷さんと進めています。
8月に版下データをひたすら作成しておりました。
これは目は疲れますが、バシバシ入力してゆく作業はけっこう楽しく、絵を描くより集中するような。
9月に入稿し、校正をやりとりし色調整を重ね、ようやく、出来上がりを待つばかりになりました。

3作目の画集となります。
ご高覧いただけることを楽しみにしております。

絶滅していく画材たち

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暑中お見舞い申し上げます

最近、残念なことがありました。
愛用していた画材が、相次いで製造中止になってしまったのです。
まずは三千本膠(さんぜんぼんにかわ)。

絵具を画面につける糊のようなものです。
日本画の必需品といっても過言ではないくらいの画材が消えてしまいました。


こちらは岩絵具の淡紅末という色です。
画材屋さんに無かったので、まさかと思って尋ねると、やはり製造中止とのこと!
わたしにとってこの色は、かなりのヘビーユーズ。なくてはならない色でした。
にかわを混ぜたときの使い心地なども良く、ずっと使ってきたのに!
これには、ちょっと泣けました。


こちらも、ずっと使ってきた色鉛筆なのですが、お店をまわったら、この色は廃番になったと言われました。
輪郭を取るのに、このメーカーのこの青色を使ってきたのです。
大きい絵だと1本使いきっちゃうんですよね。
他をいろいろ試したのですが、良いのがありません。
どうしてもあきらめられず、ネットで探したらありました!
30本ほどまとめて取り寄せましたが、世の中からなくなるのかと思うとハラハラします。

膠や絵具は、つくれる職人さんがいなくなってしまったそうです。
日本画は、画材自体も伝統文化なのですね。
残念ではありますが、代替品を探したりして時代の変化に合わせていかないとなぁ、と思った夏でした。