2022年11月10日(木)〜16日(水)
9:30〜17:30
入場は17:00まで
最終日の入場は13:30まで
東京都美術館
毎年、見るのが楽しみな童画展です。
一昨年に続き、今年も一般枠に応募しました。
「接続回廊」30号F
今日も何処かでつながって
切れて
もつれて
つながって
あたしはあなたにつながって
きのうは今日につながって
あしたの先は
見えません
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童画展のコンセプトはナイーブアートです。
応募規定にはこうあります。
「描きたい世界を描きたいように」
「あなた自身の詩を物語を絵筆で語ってください」
いわゆる画壇では、抒情的すぎるとか説明的すぎると弾かれてしまう絵がここではOKなのです。
私にとっては忖度せず遠慮なく描けるありがたい舞台です。
今回、光栄なことに「ナイーブアート賞」をいただきました。
普通は描いちゃいけない(=売れない)だろってモノをたくさん描いたのに、受け入れてもらえてうれしい限りです。
クモの巣
捨て子
ネコちゃんたち
アレなものばかりですが、命のつながりを現しています。
電話がかかってきています。
人は人を求めます。
もしかしたら不幸になるかもしれないのに、どうしてつながりたくなってしまうのだろう。
永遠に問い続けるのだと思います。
芸術の秋です。
パワフルな絵がたくさんある現代童画展をご高覧ください。
私は毎年見るたびに、初心に戻るような刺激を受けています。